カン・ダニエルが魅せる“ありのままの自分” 曲作りからファッション観まで【『YELLOW』インタビュー】


【WHO WORE BEST=2021/4/15】Wanna One出身のカン・ダニエルが3rdミニアルバム『YELLOW』でカムバック。韓国で華々しいアイドルデビューを飾ってから今年で4年、ソロアーティストとして進化を遂げ続けるカン・ダニエルに今回、音楽活動のことからファッションへのこだわり、そして4月13日ニューリリースの3rdミニアルバム『YELLOW』に込めた想いまで、ありのままを語ってもらった。


“ありのままの自分”が最大の魅力、カン・ダニエルと音楽の関係

WWB:カン・ダニエルさんが芸能活動において一番大切にしていることは何ですか?

カン・ダニエル:心がけているのは、いつでも“ありのままの自分を見せる”ということです。完璧じゃない部分があったとしても、それも含めてファンの皆さんには、ありのままの自分の姿と素直な感情をお見せしたいと思っています。その中で、共感が生まれたり、感動を与えられるような曲を作ることができれば嬉しいです。

WWB:曲作りの面で、他のアーティストから影響を受けることもありますか?

カン・ダニエル:影響を受けているというか…海外アーティストの音楽は結構聴きますね。よく聴いているのは、ポスト・マローンやジャスティン・ビーバー。

トレンドのロックテイストを取り入れた「PARANOIA」、ポップで爽やかなサウンドが心地よい「2U」、幅広いジャンルの音楽をどれも一瞬で自分の世界観に引き込み、カリスマ性溢れるパフォーマンスで毎回ファンを魅了し続けている。そんなカン・ダニエルが今最も興味を示す音楽ジャンルはEDM。他にも好きな歌手にはアラン・ウォーカー、マシュメロ、ザ・チェインスモーカーズなどを挙げた。


モデル級スタイルでなんでも着こなす、旬な彼のファッション事情

身長180cm、肩幅60cm、色白ですらりと伸びる長い手足に小さな顔。まるでアニメの世界から飛び出してきたかのような完璧なプロポーションで、パフォーマーのみならずファッションアイコンとしても注目されるカン・ダニエルに、ファッションについてのこだわりも聞いた。

WWB:カン・ダニエルさんは、どのようなファッションスタイルが好きですか?

カン・ダニエル:個人的には楽な服が好きです。 普段はトレーニングウェアやパーカーのような服をよく着ます。それから、スニーカーが好きです。 最近はブランド同士でコラボしたスニーカーがたくさん出ていますが、ユニークなデザインのものが多いので惹かれますね。

WWB:そういったファッションのこだわりは、何かの影響を受けて?

カン・ダニエル:特に、何かを参考にしたり、誰かのファッション観に影響されたり、ということはないのですが…ただ、普段から周りの人たちのファッションを見て「いいな」と思ったら探して買ってみたりはします。

WWB:日本のファッションで好きなスタイルはありますか? 

カン・ダニエル:日本のストリートファッションは好きですね。日本では、買い物をしによく原宿や渋谷に行っていた記憶があります。

日本にも多くのファンを持つカン・ダニエル。ステージ上での煌びやかな衣装から、カジュアルな空港ファッション、Instagramに投稿されるオフショットまで、ファッションにおいても様々なスタイルで日本のファンを楽しませてくれている。ちなみに、好きな日本の食べ物を聞くと「ラーメンが好きでたくさん食べます!」と答えてくれた。


収録曲すべての作詞に参加『Yellow』に込めた特別な想いとは

WWB:新しくリリースされた『Yellow』はどんなアルバムですか?

カン・ダニエル:“イエロー(Yellow)”といえば、一般的には明るくてポジティブな色という印象を抱く方が多いと思いますが、今回私が伝えたい“イエロー”はそれとは全く違うイメージです。「警告」や「危険」、「青と赤の間で揺れ動く不完全な状態」を象徴する色としての面を表現しました。

今回、私の心の奥の話を描いていますが、きっと誰しも経験したことがあり、共感できるものなのではないかと思います。自分の経験や感情を盛り込んだアルバムになったことで とても愛着が湧いています。

WWB:特に日本のファンに聞いて欲しい曲は?

カン・ダニエル:「Save U」です。

先日「2021 大韓民国ファーストブランド大賞 」男性ソロ歌手部門を受賞し、アーティストとして止まらぬ勢いを見せるカン・ダニエル。最後に、これからの活動についてこうコメントした。

カン・ダニエル:まず『Yellow』のアルバム活動を成功させたいですね。ファンの皆さんともたくさん話したいのですが、なかなか会えない状況なのが残念です。その後の活動については、どういう形でお見せできるか、またじっくり考えていきますので、楽しみにしていてください。

WWB:ありがとうございました。


カン・ダニエル待望の3rdミニアルバム『YELLOW』

「見えるものがすべてではない」をテーマに、イエロー(YELLOW)という色が持つ「二面性」や「矛盾」を描きながら、自身の率直な感情と向き合って生まれた強いメッセージが込められている。“解毒剤”を意味するタイトル曲「Antidote」を皮切りに、2月にリリースした「PARANOIA」を含めた計5曲が収録。昨年3月から始まった“自分の色”を表現する「COLOR」シリーズアルバム『CYAN』『MAGENTA』に続く最後のストーリーとして、カン・ダニエルの感性が凝縮された特別な作品となった。