『ジョルジオ アルマーニ』約1年4か月ぶりの観客入ファッションショーを開催


【WHO WORE BEST=2021/6/30】『ジョルジオ アルマーニ』の 2022年春夏メンズコレクションがミラノで開催。今回のコレクションでは約1年4か月ぶりに観客を入れた開催となった。


全77ルックが発表された2022年春夏メンズコレクション

今回コレクションの会場となったのは、ブランドが最初にアトリエを構えたボルゴヌオーヴォ21番地。鮮やかなグリーンが広がるコートヤードを背景に、全77ルック(一部レディースを含む、 メンズは63ルック)が発表された。ネイビーのジャケットスタイルに始まり、草木柄のモチーフのサマーニット、シャツやTシャツ、ベストなど、さまざまなコーディネートで表現されるバミューダパンツのスタイル、胸元にポケットがついたボンバータイプのジップアップブルゾン、オールホワイト、オールネイビーのセットアップ、そしてコレクションの最後を飾るのは、艶やかなスタンドカラーのシャツだけを合わせたタキシードに代わる新しいドレスルックも提案している。

コレクション全体にわたり、究極の軽さが感じ取れるような素材が用いられている。無重力のように非常に軽い素材は、控えめでさりげなく、身体に滑らかに沿うスタイルを生み出している。ショー全体を通して上質な素材を用いたスポーティーなルックが、ダイナミックで快適、そして大胆に登場している。 色は、ネイビーブルー、 サンドカラーやチョークホワイト、自然界にある色を思い起こさせるポップなレッドとグリーンが挿し色に使われたカラーパレットで構成され、それぞれのカラーが流れるようなハーモニーを奏でている。