「茜色に焼かれる」で新人賞受賞!スケーターの顔も持つ注目の16歳 和田庵に迫る 愛用レアスニーカーも紹介<インタビュー>


(C)WHO WORE BEST

【WHO WORE BEST=2021/3/27】映画「茜色に焼かれる」で、主人公・田中良子(尾野真千子)の息子役(田中純平)を務めた俳優・和田庵(わだ いおり)。先日、各映画賞で立て続けに新人賞を受賞し一躍話題に。芸能活動から特技のスケートボードまで、これからの飛躍が期待される和田が、WHO WORE BESTのスナップ企画に登場!


セーターが主役のヴィンテージスタイル

今回WHO WORE BESTのインタビューに登場した和田が披露した私服は、1枚でサマになるカラフルな柄セーターを取り入れた、春のレトロコーデ。

トップスはヴィンテージ感のあるネイティブ柄のセーターを着用し、ボトムスはノークッションのチノパンを合わせ、キレイめ要素をプラスした。足元は気取らずにスニーカーをチョイスしカジュアルダウンさせ、クラシカルな雰囲気を醸し出した。

セーター:『FICCE(フィッチェ)』

スニーカー:『VANS(バンズ)』×『UNDERCOVER(アンダーカバー)』

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──今日のコーディネートのポイントを教えてください。

和田:一番見てもらいたいのはセーターですね。もともと父の洋服で、若いときに下北沢の古着屋さんで購入したものだそうです。特に色味が好きで、紫をポイントにしたカラフルなところがお気に入りです。パンツは黒のチノパンを合わせました。スニーカーは『VANS(バンズ)』と『UNDERCOVER(アンダーカバー)』のコラボアイテムで、1、2年くらい前に購入しました。たまに私服に合わせて履いています。

──和田さんはよく古着屋に行かれるのでしょうか?

和田:古着屋だったら下北沢と高円寺に行きます。

──好きな洋服のジャンルはありますか?

和田:モードな服にハマっていて、ブランドで言うと『JIL SANDER(ジル サンダー)』と『COMME des GARÇONS(コム・デ・ギャルソン)』が好きです。もともとスケートボードをやっていたのでデニムなど動きやすい服を着ることが多く、あまりモードな服に挑戦できていなかったので、最近好んで着ています。

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──スケートボードが得意とのことですが、やり始めたきっかけはあるのでしょうか?

和田:兄が先にスケートボードをやっていたんです。カナダに留学していた時に、「やることがない」と兄に相談をしたら、スケートボードをもらいました。それでやり始めたのがきっかけです。

──お兄さんがきっかけだったんですね!兄弟で服の貸し借りはするのでしょうか?

和田:兄もスケートボードの影響でストリートファッションをしていたんですけど、最近は兄もモードな服を着ることが増えたので、よく貸し借りをしています。

──スケートボードをするときに、履くことが多いスニーカーのブランドはなんですか?

和田:基本的に『VANS(バンズ)』が多いですね。『NIKE(ナイキ)』の「SB」もたまに履いていました。スケートボードの靴は消耗品なので、よく買い替えるんです。だからお手頃な『VANS(バンズ)』を履くことが多いですね。10足に1足は『NIKE(ナイキ)』の「ダンク」を選んだりします。

──『バンス』でおすすめのスニーカーはありますか?

和田:今日履いている『VANS(バンズ)』はスケートボード用ではないんですけど、『VANS(バンズ)』の「エラ プロ」は丈夫で長持ちするのでおすすめです。

──和田さんはカナダに留学していたと聞きました。現地で流行っていたファッションを教えてください。

和田:当時から人気だった『POLeR(ポーラー)』というスケートブランドの「93デニム」が流行っていました。海外の有名なプロスケーターの方のスポンサーをやっていたので、参考にして履いていました。

──これからチャレンジしたいファッションはありますか?

和田:いかにも古着!というファッションに挑戦してみたいです。安くてもお洒落に着こなせる、みたいな。

──今日は和田さんの愛用スニーカーを2足を持ってきていただきました!それぞれのアイテムの紹介をお願いします。また、どのようなコーディネートに合わせて履くのかお聞きしたいです

和田:いちばん履いているのが『Off-White(オフホワイト)』と『NIKE(ナイキ)』の「エアフォース 1」とのコラボです。両親からプレゼントにもらったんですけど、ここ3、4年くらい履いています。『Off-White(オフホワイト)』のパーカーやオーバーサイズのアイテムを合わせることが多いです。

もう1足は『AMBUSH(アンブッシュ)』と『NIKE(ナイキ)』の「ダンク」とのコラボアイテムで、最近購入しました。ハイカットでボリュームが出るので、タイトなパンツとうえはダボっとしたトップスを合わせることが多いですね。

──どちらも黒ですが、ブラック系のアイテムがお好きなのでしょうか?

基本的に黒を選ぶことが多いです。なので、今日は久しぶりにカラーのアイテムをコーデに取り入れてみました。

(C)WHO WORE BEST『Off-White(オフホワイト)』×『NIKE(ナイキ)』「エアフォース 1」とのコラボ(右)、『AMBUSH(アンブッシュ)』×『NIKE(ナイキ)』「ダンク」とのコラボ(左)

──映画「茜色に焼かれる」新人賞の受賞おめでとうございます。作品を通して、和田さんが感じたことはありますか?

和田:ありがとうございます。映画を観てくださった方からいろいろな評価や感想、意見をいただいたことで、僕の演技を見て何かを感じたり、考えたりしてくれているんだと実感することができました。

──和田さんが演じた田中純平ですが、ご自身と共通している部分はありましたか?

和田:強いて言うなら、純平を演じていてすごく負けず嫌いだと思う部分があったので、僕も負けず嫌いなのでそこは共感できました。基本的な性格は異なっていたので難しかったです。

──尾野真千子さんとの撮影エピソードなどもお聞きしたいです。

和田:尾野さんと一緒にいる時間が長がったので、楽屋などでよくコミュニケーションをとっていました。お昼休憩をしている時にお弁当の取り合いがあったり(笑)、にぎやかで楽しい現場でした。

──今後演じてみたい役柄はありますか?

和田:やっぱりスケートボードが好きなので、スケーターの役をやってみたいと思っています!

──最後にファンの方たちへ一言お願いします!

和田:映画「茜色に焼かれる」に出演して、尾野さんや石井(裕也)監督から刺激を受けました。これからもっといいお芝居ができるように演技力を磨いて、いろいろな作品に出られるように精進しますので、これからもよろしくお願いします。


【SPECIAL GUEST】

和田庵(わだ・いおり)

2005年生まれ、東京都出身。8歳から芸能活動をスタートさせ、映画「ミックス。」で俳優デビュー。フジテレビ「隣の家族は青く見える」やHBOアジア「フォークロア:TATAMI」に出演し、注目を集める。語学力と人間力を高めるべくカナダへと留学。特技はスケートボード。映画「茜色に焼かれる」で立て続けに新人賞を受賞した。