【WHO WORE BEST=2024/07/31】女優のゼンデイヤが、パリで開催されたオリンピック前夜祭「Prelude to the Philippines」に登場。彼女のルックは、ルイ・プロファイルがじっくりと描かれた職人技と現代的なグラマーを見事に融合させたファッションとなった。
2000時間の職人技が生んだ究極のブラックドレス
ブラックのスパゲッティストラップドレスは、シルクシャルミーズ生地にガラスチューブと7万個ものパールが手刺繍され、まるで夜空の星々のように煌めいていた。このドレスの制作には、刺繍図の配置に45時間、全体の制作に350時間、そして手刺繍だけで1700時間もの時間がかかったという。その圧倒的な手仕事の量が、ドレスに一つの生命力を与えている。
ゼンデイヤは、このドレスの魅力をじっくり考えるため、アクセサリーを控えた。 手に持った「ミクロ・マルキャピタル」バッグは、ドレスの華やかさを際立たせる一方、さりげなく彼女の個性を主張している。
彼女の髪型は、ナチュラルなウェーブヘアを後ろに流し、顔周りをすっきりと見せることで、ドレスの輝きをより一層引き立てている。 メイクは、温かみのあるブロンズトーンで仕上げられ、ドレスの冷たい輝きとのコントラストを織り成している。
ゼンデイヤのこのスタイリングは、ハイファッションの粋を集めながらも、彼女特有の若々しさと活力をもって、絶妙なバランスを実現。彼女は、パリの夜を自らの輝きで照らし出す。