『ルイ・ヴィトン』NIGO®ら日本人クリエイター3人の作品が「200 LOUIS」に登場


左からNIGO®、藤本壮介、東誠による作品


【WHO WORE BEST=2021/9/27】創業者ルイの生誕200周年をグローバルに祝うプロジェクト「LOUIS 200」の一環として、世界各国のルイ・ヴィトン ストアにてウィンドウ・ディスプレイ企画「200 LOUIS」が展開中。アーティスト・NIGO®、建築家・藤本壮介、フラワーアーティスト・東信の日本人クリエイター3名によるディスプレイが9月24日(金)より順次登場する。


日本人クリエイター3人の作品が登場「ダミエ・キューブ」

ウィンドウ・ディスプレイ企画「200 LOUIS」は、ルイ・ヴィトンの最も象徴的なアイテムであるトランクを、コンテナあるいは真っ白なキャンバスに見立て、200名のクリエイターが再解釈を加えたもの。3つのフォーマットにて展開され、今回日本人クリエイターの作品が登場する「ダミエ・キューブ」は、立体的なダミエ・パターンのようにキューブを重ね、その中に各作品のプリントを配している。

■NIGO®9月24日(金)展示予定

今回のデザインコンセプトを考えるにあたり、まず自分が日本人だということを考えました。メンズでコラボレーションを行った際、日本との結びつきのようなものをルイ・ヴィトンに感じ、特に古いものを見ると、昔のヨーロッパと日本のつながりのようなものがかたちになっていると感じました。そこで、日本をテーマにしたいと思い、和菓子のように包装紙に包まれて渡されることが多いことをヒントに「包み込む」というコンセプトで作品を作りました。

■藤本壮介9月29日(水)展示予定

このLVトランクは、「House N」にインスピレーションを受けて、ひとつの建築物として再構築されたものです。トランクのシンプルなボリューム感を見つめ直し、奥行感を表現しています。まっ白の表面に、いくつか「開口部」を残すことで、シンプルでフラットな箱に奥行とボリューム感が生まれています。緻密に計算されたオブジェクトは、シンプルなボリュームをアイコンに変えるルイ・ヴィトンの高い能力をあますことなく伝えます。

■東信/10月5日(火)展示予定

今回の作品は、「種の旅」というコンセプトで制作しました。種子は風に乗り、鳥に運ばれ、国境を越え、時代を超えていきます。新たな芽吹きを意味する種はさまざまな方法で旅をし、いかに花が強く生きているかを私たちに考えさせます。あらゆる場面で花は必要とされていますが、花を愛する心を持つことで、私たちも何かが変わると信じています。

写真はゴッセン・ユクセック、アレックス・イスラエルによる作品
写真はゴッセン・ユクセック、アレックス・イスラエルによる作品
写真はゴッセン・ユクセック、アレックス・イスラエルによる作品