デザイナーの個性や主張が組み込まれたラグジュアリーブランド。普段のファッションに取り入れると違和感が生まれたり、存在感が強くなり過ぎる可能性がある。そんなファッション上級者でないと難しいとされるラグジュアリーブランドだが、合わせるアイテムとの相性によって、その高いデザイン性を上手く活かすことができる。では世界のアーティストは、どの様にラグジュアリーブランドを取り入れているのだろう。グローバルアーティストのJ・バルヴィンのスタイリングからヒントをもらおう。
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定番アイテムを取り入れて、主役アイテムを引き立たせる
コロンビア出身のシンガーソングライター、J・バルヴィンが春らしいカラーリングのセットアップ姿を披露。
トップには、パステルカラーのチュールを重ね、モノグラムが全体に散りばめられた透け感のある『ルイ・ヴィトン』のデニムジャケットを着用。ボトムには同じく『ルイ・ヴィトン』のガーデニングショーツを合わせ、アイキャッチなデザインのセットアップスタイルに。
足元には、定番スニーカーである『ナイキ』エアフォース1ローのホワイトをチョイスし、セットアップの存在感を引き出した。清潔感を出しながらもアイテムの個性を上手く引き出したスタイルは、グローバル・ラテン・ヒットソングを次々とリリースしているファッション上級者の、J・バルヴィンならではのスタイリングだ。しかしこのスタイリングのように、上手くカラーリングを統一することが、ラグジュアリーブランドのアイテムを着こなすヒントになるだろう。
TOP
ジャケット:『ルイ・ヴィトン』 マルチカラーチュール デニムジャケット
Louis Vuitton, Multicolor tulle denim jacket
BOTTOM
ショーツ:『ルイ・ヴィトン』 ガーデニングショーツ チュール
Louis Vuitton, Gardening shorts tulle
SHOES
スニーカー:『ナイキ』 エア フォース 1 ’07 ロカフェラ
Nike, Air Force 1 ’07 Rock-A-Fella
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