アーティストとして再始動!“YOUYA”がアルバムに込めた思いとは?自身のファッション観も語る〈インタビュー〉


(C)WHO WORE BEST

【WHO WORE BEST=2021/11/4】朝ドラ俳優として話題を集めた「松下優也」が、新たな可能性を求めアーティスト”YOUYA”としてJ.E.T. MUSICとの所属契約を果たし再始動。今年9月22日に初のEP「OVERTURE」をリリース。今回、WHO WORE BESTのインタビューに応じ、曲作りからファッションまで、様々なことについて語ってくれた。


◆アルバムについて


──1st EP「OVERTURE」発表おめでとうございます!「OVERTURE」の名前を決めた理由はなんですか?

YOUYA:僕、おばあちゃんっ子なので「おばあちゃん」っぽくて「OVERTURE」にしました…ウソです(笑)これは“YOUYA”としての最初のEPなので、全ての「序曲」という意味で「OVERTURE」にしました。曲がまだ一曲もできてない段階で先にタイトルだけはこれでいこうって決めていましたね。

──どのような思いを込めてアルバムを制作しましたか?

YOUYA:今いるファンの皆さんにも喜んでもらいたいし、まだ僕のことを知らない世界中の人に届けたいなと思って一曲一曲作りましたし、歌いました。YOUYAにとっての名刺代わりじゃないですけど、とりあえずこの作品を聴いてくれたらどんなアーティストなのかわかってもらえるものにしたいなと。

──アルバムの中で一番思い入れのある曲は?

YOUYA:正直どの曲もすごく思い入れがあるんですが、その中でも一曲選ぶなら「You Were Mine」ですかね。アルバムの中で一番最初に作り始めた曲で、それなりに時間がかかったのもあるし、歌詞に書きたいことが特に濃かったのも理由ですね。実はこの曲は特定のモデルにしている方がいるんです。あるドラマを観ていて恋人役の2人があまりにもお芝居が上手でナチュラルだったので、もし本当にこの俳優さんが、女優さんに恋をしていたら…という妄想を織り交ぜて歌詞をつくりました。自分は別名義で俳優業もやっているからこそ、このアプローチのラブソングが出来上がったと思います!是非、歌詞を見ながら聴いてほしいです。

──特にファンに聞いて欲しい曲は?

YOUYA:全部です!7曲で1曲として流れで聴いてほしいですね。

──ステイホームで聞いて欲しい曲はなんですか?

YOUYA:寝る前には「Interstellar」が良さそうだし、朝は「Dance With Me」がリラックスでチルな感じで1日の始まりには良いと思います。

──YOUYAさんが芸能活動において一番大切にしていることは何ですか?

YOUYA:ブレないことですかね。音楽や俳優などいろんな活動をしていますが、どんな現場に行っても何をしていてもそこに「自分」としているように心掛けています。

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──曲作りの面で、他のアーティストから影響を受けることもありますか?

YOUYA:たくさんのジャンル、アーティストの曲を聴くので、曲作りに関して特に影響を受けている人っていうのは難しくて選びきれませんが、大枠でいうアーティスト像みたいな話だとカニエ・ウェストの影響が一番大きいと思います。

──曲作りの面で、どのようなことからインスピレーションを受けますか?

YOUYA:曲作りに関しては、音楽的なアーティストっていうより他のジャンルの作品から影響を受けることが多くて、例えば映画だったりアートだったり、そういう所からインスピレーションを受けてそれを音楽に昇華させるみたいな作り方が多い気がします。

──音楽活動を始めたきっかけは?

YOUYA:小学校6年生の時に、音楽番組で歌って踊るw-inds.を見て「僕もこんなことやってみたい」と思ったのが最初のきっかけです。地元のダンス&ボーカルスクールに通いながらそこで受付のバイトをして、レッスンが終わってもみんなで歌って踊っての音楽漬けの生活をしばらく続けていましたね。

──大変な時の乗り越え方は?

YOUYA:睡眠をしっかり取る、良い音楽を聴く、鰻を食べる、オシャレをする。あとは神社に参拝に行って心を改めたりもします。意外でしょ(笑)


◆ファッションついて

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──YOUYAさんは、どのようなファッションスタイルが好きですか?

YOUYA:結構いろんな服を着ますけど、モードだったりストリートだったりとかが主なジャンルですかね。服ってその日の気分を変えてくれる大事なアイテムだと思うので、その日の仕事や行く場所、会う人なんかに合わせてスタイルを変えて自分の切り替えスイッチにしてます。

──ご自身のファッションを例えるなら、どのようなスタイルですか?

YOUYA:「引き算」を大事にしています。抜きというかハズしというか、ガチガチに気張りすぎたコーディネートは避けるようにしてます。

──最近ハマっているファッションアイテムはありますか?

YOUYA:シルバーアクセサリーですね。『クロムハーツ』には定期的に小物類を買いに行っています。

──好きなブランドはありますか?

YOUYA:最近は『ボッテガ・ヴェネタ』が好きですね。2018年にダニエル・リーがクリエイティヴ・ディレクターに就任してからずっと好きでよく買っています。

──好きなスニーカーは何ですか?

YOUYA:「ジョーダン」とか人気なものもたくさん持っていますが、結局よく履くのは『ヴァンズ』か、『コンバース』のチャックテイラーが多いですね。

──普段どこでお洋服を買うことが多いですか?

YOUYA:結構いろんな店で買い物するので特定の店っていうのはあまりないですが、エリア的には表参道、銀座あたりはプラプラまわって買い物することが多いです。古着だったら三軒茶屋にも良い店が多いので行きますね。あとはネット。

──ファッションはどのような物や人から影響を受けますか?

YOUYA:一人挙げるならカニエ・ウェストですね。

──服をスタイルングする時、重要視するポイントはなんですか?

YOUYA:サイジングには一番気を使っています。同じ服でもシルエットでだいぶ印象が変わりますからね。あとはブランド×ブランドみたいな事故は起こさないようにしています。

──今後の目標を教えてください

YOUYA:海外のアーティストとフィーチャリングして一緒に曲を作ってみたいし、もっとYOUYAとしての曲も増やしたいし、その曲で国内外問わずライブやフェスにも出演したいし、たくさん目標はあります。

──親しいアーティストやタレントは誰ですか?

YOUYA:ラッパーのSHUNが一番古くからの付き合いで今でも仲の良い親友ですね。

──最後にファンの皆さんに一言メッセージをお願いします。

YOUYA:この記事を見てくれてありがとうございます。ファンのみんなに楽しんでもらえるようなことをたくさんやっていきますし、まだ僕のことを知らない人たちにも届くようにこの活動を頑張っていきますので、是非要チェックでお願いします。とりあえず「OVERTURE」を聴いてもらえたら僕のことがわかると思うので、是非すぐに聴いてみてください!

YOUYA(ゆうや)

アーティストを目指し12歳からトレーニングを重ね、中学3年生の時に単身渡米。2008年「松下優也」名義でメジャーデビューを果たし2020年までアーティスト業と俳優業で活躍。人気ミュージカル「黒執事」では主演を務め、朝ドラ「べっぴんさん」岩佐栄輔役で脚光を浴びる。2020年、アーティスト”YOUYA”としてJ.E.T. MUSICとの所属契約を果たし再始動。今年9月22日に初のEP”OVERTURE”をリリース。11月6日には初の単独ライブ開催が決定している。