『サルヴァトーレ フェラガモ』長編ドキュメンタリー映画を発表「第77回ヴェネチア国際映画祭」


2020年第77回ヴェネチア国際映画祭にて、映画監督ルカ・グァダニーノ氏による、サルヴァトーレ フェラガモの長編ドキュメンタリー映画が発表されることとなった。

このドキュメンタリー・フィルムでは、フェラガモの芸術に満ちた旅路の足跡を辿るのみならず、彼が生活した二つの世界のイタリアとアメリカを密接に織り交ぜながら物語がつづられている。

彼が生まれた南イタリア・カンパーニャ地方から アメリカに至るまで、ナポリでの靴職人への弟子入りからカリフォルニアでハリウッドブーツショップのオーナーになるまで、イタリアに帰国してフィレンツェで新たな生活と職を立ち上げるという決断、技術習得から起業家としての成功まで。一人の生涯スパンでこれだけの経験と困難を克服したのは紛れもなく彼の類まれな才能、優れた感覚、そして、その気質があったからこそ成し遂げられたものである。

サルヴァトーレ・フェラガモ:提供画像
映画監督ルカ・グァダニーノ氏:提供画像

今回の作品は、靴職人兼イタリアの起業家であるサルヴァトーレの自叙伝を読んで感銘を受けたルカ・グァダニーノ監督がフェラガモ ファミリーにコンタクトしたことをきっかけに、2017年からこのプロジェクトがスタート。彼のファミリーはインタビューなどを通じ、家族の逸話、サルヴァトーレの妻であるワンダ・ミレッティの生前最後の貴重な言葉なども含まれている。中でも、サルヴァトーレ本人が自身の自叙伝を朗読している録音テープと、オーストラリアでのラジオインタビューも含まれている。

「天才とは何か?映画、ファッション・・・それらはどのように生まれるのか?そして、新しいアイデアとクリエイションにお ける絶え間ない追及へのあくなきこだわりは、伝統そしてファミリーの価値といかにして融合するのか? その答えは、20世紀を牽引したプレーヤーでありオブザーバーでもあるサルヴァトーレ フェラガモ(1898-1960)の 人生にあります。」