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【WHO WORE BEST=2021/12/15】FANTASTICS from EXILE TRIBEのパフォーマーとして人気を集める堀夏喜。放送中のドラマ、日本テレビ系『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール』に杉野遥亮さん演じる森生のヤンキー仲間・桃井草介役で出演し、今役者としても注目を集める堀夏喜が、WHO WORE BESTのスナップ企画に登場!
“キレイめ×ヴィンテージ”で自由なミックス感を楽しむ
堀が披露した私服は、鮮やかなブルーのジャケットにデニムを合わせたヴィンテージライクなアメカジスタイル。
大きなワッペンが散りばめられた古着のジャケットは、サラッと羽織るだけで存在感抜群な一着。インナーはシンプルな無地のブラックでスタイリッシュな印象にまとめている。ボトムに選んだのは、シルエットが個性的なワイドデニム。アメリカ軍のセーラーパンツの形をもとに作られたアイテムで、ヴィンテージ風ながらもキレイめに着こなせるのが特徴だ。足元には『マルジェラ』の足袋ブーツを合わせ、おしゃれ感度の高さをアピール。
随所にヴィンテージ好きのこだわりが詰まった、堀らしい自由なMIXスタイルだ。
ジャケット:『古着』
Tシャツ:『フィットフォー(FITFOR)』
ベルト:『クロムハーツ(Chrome Hearts)』
パンツ『ルメール(Lemaire)』
シューズ:『メゾン マルジェラ(Maison Margiela)』
サングラス:『モスコット(MOSCOT)』
──今日のコーディネートのポイントを教えてください。
堀:ポイントは古着をミックスしたことですかね。古着が好きでいろんなものを買うんですが、特にヴィンテージのTシャツとデニム、あと今は軍物がすごく好きです。本当に毎回どこかにはヴィンテージのアイテムを入れるようにしています。
──着用されているアイテムのブランドについて詳しく教えていただけますか?
堀:ジャケットは古着、インナーは『フィットフォー(FITFOR)』です。形が全然崩れなくていいですね。ベルトは『クロムハーツ』で、ローラーが付いているのが特徴です。最近はデニムに合わせることが多いかな。パンツは『ルメール』、靴は『メゾン マルジェラ』です。
キレイめなものと古着をMIXさせたようなギャップのあるファッションが好きで、インポート系とストリート系を合わせるのが僕のこだわりです。
『ルメール』のパンツは、キレイめだけどデザインソースが軍物で、実はアメリカ海軍 “U.S. NAVY” のセーラーパンツの形をデニムでキレイに作ったものなんです。ステッチが外側にはなく内側にだけあるところとか、デザインがすごく面白いのと、自分の好きなコンセプトに合っている服だなって思って、最近気に入っています。あとは、『マルジェラ』の足袋ブーツにもハマっています。長く履くつもりで買ったもので、もう2年近く大事に愛用しています!
──アクセサリーにも何かこだわりはありますか?
堀:ピアスを付けることが多くて、何種類か色やデザイン違いのものを持っています。あとは、アクセサリーにもヴィンテージのアイテムを取り入れたりしますね。この時計は『ロレックス』で、今年の夏に自分で初めてファーストロレックスを購入したので、長く大事に付けようと思っています。
──最近気になっているファッションブランドはありますか?
堀:ニューヨークの『エメ レオン ドレ』というブランドが好きなんですが、日本になかなか入ってこないのでオンラインで購入して海外から送ってもらったりしています。最近だとキャップとローファーを買ったかな。「ヤンキース」のシンプルなキャップがあるじゃないですか、あれにハマっちゃって2色買いました。クラシックとモダンとストリートな感じが混ざっているのが好きで、カッコいいな〜って!
あとは、キャップ繋がりで『ベガ(VEGA)』のフラワーのワッペンがヤンキースの帽子とかに付いているデザインのキャップが欲しいんですけど、抽選に当たらないんですよね…(笑)
──好きなスニーカーはありますか?
堀:最近「エアジョーダン1」が自分の中でもう1回キてるというか、やっぱりいちばんクラシックで好きですね。それと、この間「エアジョーダン4」のツアーイエローのライトニングが復刻版で出てたと思うんですけど、それを見て、中学生の頃くらいだったかな?「エアジョーダン」が流行っていた時に「絶対買えるわけない色だな」と思ってたのが懐かしいな〜と思いながら買いました。それから「エアジョーダン1」のユニオンコラボのブルーの方をメンディーさんから貰ったんですよ!ユニオンコラボ4のブラックも頂いて、テンションが上がりましたね。今、僕の中で“ジョーダン熱”がすごくて、モチベーションが高いです!(笑)
あとは、ずっと履いているのが『コンバース』とか『ヴァンズ』で、同じものを買い足したりしています。『コンバース』は「チャックテイラー」の黒のハイカット、あとは『ヴァンズ』の「オーセンティック」と「スリッポン」の白黒のシンプルなものを良く履きます。3つ並べると「何が違うんだ…?」って感じなんですけど(笑)何にでも合うし、気分に合わせて履くって感じですかね!
──この冬、欲しい服や靴などはありますか?
堀:靴は『マルジェラ』のショートブーツをよく見てます。
あと、アウターは今年、軍物のM65を買ったんです、すごく気に入っていて最近そればかり着るようになっていますね。海軍のコールドウェザージャケットっていうのがあるんですけど、普通のダウンじゃなくて襟とか立っていてお洒落なんです。2000年代くらいのものはコットン地なんですけど、それより前の年代になるとナイロン地で、その探してたナイロン地のものをたまたま見つけて買えたので、今年の冬はもうそれで生きていけるかなと(笑)
──ヴィンテージのアイテムは普段どこで購入されているのですか?
堀:よく行く古着屋はだいたい決まっていますね。
地方にも各エリアに好きな古着屋があって、もしツアーでまわれたら行きたいなって目星を付けているお店もあります。今、広島に1箇所行きたいところがあって、あとは熊本にも…九州の方は多いですね。地元が愛知なんですが、名古屋にもいくつか行きたいところがあります。足を運ぶのが難しい時は、ネットを見ながら頑張っていろいろと情報を集めています。
──メンバーの方とお買い物をされることもあるのですか?
堀:ありますね!一緒に古着屋さんに行ったりします。ボーカルの中島颯太は、時間ができたら誘ってくれて、2人で行ったりします。あとは、後輩の砂田将宏とも行きます。彼は感性がすごくて。コーデもお洒落で、インディアンジュエリーとかアメカジ系が好きなんですけど、21歳で似合うのはかっこいいですね!
──ファッションを参考にされている先輩などはいらっしゃいますか?
堀:佐野玲於さん(GENERATIONS from EXILE TRIBE)です。お家に行くともうびっくりしちゃいますね(笑)もちろん服もそうなんですけど、まず家に置いてある家具がすごくて。『ブラウン(BRAUN)』の昔のラジオとか、今すごく高いんですよ…それが置いてあったりとか、あとは『オアシス(OASIS)』のポスターがバコーン!みたいな。ファッション博物館みたいな感じですね。
コレクションもショーケースの中にバーって並んでいて、売り物みたいな感じで置いてあるんですよ。とても几帳面な方なので、そういう飾り方とかにもこだわっているんだなと!
──それを見て影響されることも?
堀:影響されます!自分も同じものを買いたくなりますね。でもまだ無理だな〜って(笑)
──他にも、ご自身のファッションに影響を与えている人や物などはありますか?
堀:母が服が好きで、完全に同じように育っちゃった、みたいな感じです(笑)そういう意味では親の影響が大きいですね。それから、男の子って昔から物を集めるのが好きってよく言われるじゃないですか。まさに自分がそういう感じだったので、今も、帽子、靴、アクセサリー、ヴィンテージのTシャツ、大体その4つは自分の中で集中して集めてしまいますね。
──その中で、今はクローゼットに眠っているアイテムとかもあったりしますか?
堀:10代の頃、ヒップポップが大好きだったのでラップTとかにハマってたんですが、今はなかなか着ないですね(笑)当時は「2PAC」「LL・クール・J」とかの“ザ・CDのジャケット!”みたいなデザインのものを着ていました。またモチベーションが上がった時のために取っておいてます!
──ライブ衣装のデザインにも携わっているとのことですが、デザインをする際にこだわっていることはありますか?
堀:僕は服飾の学校も出てないし、“デザイン”と言っても感覚でしかないんですけど、僕がイメージを提案してそれをスタッフの方々と一緒に形にしていく感じでやっていますね。今の「FANTASTICS」がどういうものを着ることで自分たちの良さがいちばん表現できるのかとか、楽曲に合わせて今回はこういうスタイルでいってみようかとか、そういうところは、スタッフの方々よりもグループの一員である自分の方が分かる部分も多いんじゃないかなと思うので、イメージを細かく共有することで良いものが作れるように意識していますね。
──ドラマ『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール』に桃井役での出演が決まった時の心境を教えてください。
堀:最初はびっくりしました!グループとしてみんなでドラマをやったことはあったんですが、個人として地上波で水曜夜10時のドラマに出演できるなんて。今まで学生時代とかに見てきた時間帯のドラマに「自分が出るんだ!」ということにめちゃくちゃびっくりしたし、共演させていただく方々は皆さん役者を突き詰められてきた方ばかりなので、自分が足を引っ張らないように頑張らなきゃいけないなっていう緊張感もありました。
──“桃井草介”とご自身で似ている部分はありますか?
堀:3、4話くらいかぁ。(桃井)草介のちょっとアホな部分が垣間見えるんですよ(笑)全然話しを聞いてないとか。もしかしたら自分も普段からそういう時があるかもなと…(笑)
──共演者の方との撮影裏エピソードがあれば教えていただけますか?
堀:ほぼ全シーンで緑川花男役の戸塚純貴さんとずっと一緒にいる役なんですが、戸塚さんが“けん玉”が得意なんですよ。それで僕も「けん玉やってみよう!」と思って買って、戸塚さんに教えてもらいながら練習しています。その結果、ある日から前室にけん玉が3つくらいあって現場では「誰でもけん玉できます」って感じです(笑)最近「世界一周」という技を練習してできるようになりました!
──1話ではかなりパンチの効いたスカジャンを着用されていたのが印象的でしたが、ご自身ではいかがでしたか?
堀:普段着ないのでかなり新鮮でしたね。あと、作品の中で僕は毎回つなぎを着ているんですけど、それもすごく新鮮だなって思っています。僕がつなぎを着ていたら戸塚さんが「いいね」って褒めてくれたりもします(笑)でも僕より戸塚さんの方がハマってますね!
──最後に、ファンの方々にメッセージをお願いします。
堀:10月28日からFANTASTICSのツアーが始まるんですけど(※インタビューを行ったのはツアーが始まる前)、この状況下でツアーができることは本当にありがたいですし、今まで行けなかった地域にも行けるので、今こうして人と人との距離をどうしても離さなきゃいけない中で、顔を見て何か伝えることができるっていうことの素晴らしさをもう一度皆さんに感じて欲しいなと思います。
僕たちはアーティストをやっていて、音楽や映像や配信など、もちろん表現には様々な形がありますが、やっぱり“生のエンタテインメント”を感じて欲しいっていうのが一つ大きな軸としてあるんです。僕たちLDHの強みってライブエンタテインメントを自分たちで作っているところだと思うんですよ。メンバーが軸となって自分たちで作り上げてそれをファンの人たちに見ていただくことに意味があるのかなって。そういう生のエンタテインメントをもう一度盛り上げたいと思っています。ファンの皆さん、これから一緒に楽しんでいきましょう!
【SPECIAL GUEST】
堀夏喜(ほり・なつき)
FANTASTICS from EXILE TRIBEのパフォーマー。7歳からダンスを始め、14歳でEXPG STUDIOに入校。2017年にパフォーマンス集団「FANTASTICS」を結成。その後ボーカリスト2名を加え、2018年に「ORVER DRIVE」でメジャーデビュー。日本テレビ2021年10月期ドラマ『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール』に桃井草介役で出演。
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