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【WHO WORE BEST=2021/11/26】2021年、今年も様々なファッションアイテムが流行し、世界的なアーティストやセレブたちのトレンド最先端な着こなしも度々注目を集めた。そこで今回は、WHO WORE BESTで取り上げた芸能人たちのコーディネートから、2021年のファッションの流行について振り返りたい。
BTSジミン、志尊淳も披露！2021年も「セットアップ」の勢いが加速
今年も大きな注目を集めた「セットアップ」コーデ。着るだけでスタイリングが様になるところは便利だが、一歩間違えれば地味になりがちでセンスが試されるアイテムでもあり、自分らしく着こなすには意外と難易度が高めだったかもしれないという印象も受ける。
また今年は、シンプルなセットアップに大胆でラグジュアリーな小物を取り入れたり、ド派手な総柄をチョイスしたりと、華やかなスタイリングが目立つ傾向にあった。
BTS新曲「Butter」ジミンが着た衣装は？セットアップ＆サングラスを紹介
BTSのジミンが衣装で着用したセットアップは、おしゃれ賢者たちから圧倒的な支持を集める『トムフォード』の「シェルトン」。華やかでクラシカルな雰囲気のピークドラペル、ウエスト部分がキュッと絞られたシルエットが魅力で、ドレッシーで男前なスタイルへと導いてくれる。シックなグレーのスーツを個性的なアクセサリーでポップに味付けした、品格漂うスタイリッシュなスーツスタイルを完成させた。
志尊淳が纏う『グッチ』100周年コレクション 優雅なスーツ姿にうっとり
志尊淳が着用したのは、全面に『グッチ』のGGパターンが描かれたセットアップ。ジャケットはシングルブレストよりもシェイプの効いたシルエットが特徴で、レトロで品格のある雰囲気を漂わせている。ボトムは立体感のあるフレアシルエットのパンツで上品に。派手な総柄セットアップを白シャツ合わせでかっちりと正統派に着こなした。
2021年の韓国ファッションは「ニットベスト」が必須アイテムに
韓国ファッションのトレンドとして2021年に最も注目されたアイテムといえば「ニットベスト」ではないだろうか。シャツやTシャツに重ね着するだけで、旬なレイヤードコーデが楽しめる「ニットベスト」は、季節の変わり目にも使いやすく着回し力の高いアイテムとして様々なシーンで活躍した。
大きめのサイズ感でゆったりと着るのがトレンドで、女子の間ではメンズのニットベストをミニワンピ風に着こなすスタイリングも目を引いた。
BTS ジョングクが着用 韓国ブランド『フィール イナフ』のベストがお洒落
BTSのジョングクは、韓国ブランドの『フィール イナフ』のベストを着用。ブラックベースのオーバーシルエットのベストは、フロントにシンプルなテキストデザイン、バックには大きめのクローバーが施され、クラシックなスクールルックを表現。「ニットベスト」ブームの火付け役となったと言っても過言ではない。
BLACKPINKジェニー 愛犬のカラーとリンクしたニットベストコーデが可愛い
BLACKPINKのジェニーは、『カルバン・クライン』のオフホワイトのニットベストを着用。白シャツをレイヤードしオーバーサイズでワンピース風に着こなすことで、カジュアルになりすぎず上品な印象にまとめている。アシンメトリーな柄と胸元のワッペンがとてもキュート。ジェニーの愛犬の毛並みとリンクした秋らしいホワイトコーデを完成させ、多くのファンを魅了した。
ファッション界もレトロブーム！「マルチボーダー／ストライプ」が本命
Z世代の若者を中心に「レトロブーム」が本格的に到来した2021年。ファッション界では、どこか懐かしさ漂う「マルチボーダー」「マルチストライプ」のアイテムに再び関心が集まった。近年、シンプル志向が強まりつつあったファッショントレンドだが、ここにきて鮮やかなマルチカラーの人気が再燃。
懐かしさがむしろ新しい、現代風にアップデートされたレトロファッションが、“リバイバル”を超えた大きなムーブメントを巻き起こしている。
ENHYPEN ニキが魅せた”重ね着ショット“がお洒落
ENHYPENのニキは、『ワイ・プロジェクト』 のマルチボーターセーターを主役にした個性的な重ね着スタイルを披露。長めの袖とスリムなシルエットが特徴的。くすみカラーの秋らしい配色がおしゃれで、クラッシュデニムに合わせてレトロカジュアルな印象に仕上げた。
JO1 白岩瑠姫が着用した”マルチボーダー“のロンTが気になる
JO1の白岩瑠姫は、『ラコステ』のノスタルジックなマルチボーダーをあしらった、オーセンティックなロングTシャツを着用。爽やかでレトロポップな配色が目を引く。ヘリンボーンの下地とラバーを組み合わせた、ヘリテージデザインのオーバルロゴワッペンもポイント。大人っぽいアクセサリーを合わせてスタイルに格上げした。
窪塚洋介が魅せた鮮やかな“ストライプシャツ”はどこのブランド？歴史あるモチーフを今風に
俳優の窪塚洋介は、『ポール・スミス』2021年版のストライプニットを着用。歴史ある『ポール・スミス』のマルチストライプ柄は、全40色の色彩が使われており、唯一無二のシグネチャーになっている。ストライプの部分は手作業で作っているため、色がより鮮やかに見えるのも特徴的。普段から多彩な色のファッションを楽しんでいる窪塚だが、ストライプ柄のコーデは斬新でいつもと違った雰囲気が漂わせた。
2022年はどんなファッションが流行する？
暗い世相を吹き飛ばすような、ハッピーでプレイフルな着こなしがファッションシーンを盛り上げた2021年。ここで紹介した以外にも、大ぶりのアクセサリーや、オレンジ・ピンクなどのビビッドカラー、パールネックレスなど、大胆でキャッチーなアイテムがトレンドに上った。一方で、「サステイナブル」といったキーワードも昨今ますます注目度を高めている。また、2000年前後のトレンドカルチャーにインスパイアされた「Y2K」ファッションの勢いはまだまだ加速しており、いわゆる“レトロブーム”はしばらく続きそうな予感。
来年はどんなファッションが流行するのか、2022年も芸能界のファッショニスタたちの着こなしから目が離せない。
＜2021年トレンド振り返り＞
