< 他のグッチイベント 関連記事はこちら!>
【WHO WORE BEST=2021/7/26】『グッチ』はブランド創設100周年を祝して、ブランド発祥の地イタリア・フィレンツェの姉妹都市である京都を舞台に、伝統と創造をたたえるプロジェクト「Gucci in Kyoto」を発表。グッチの歴史と伝統にスポットライトを当てながら、ブランド創設100周年を機にクリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレが最新コレクション「アリア(Aria)」を通じて打ち出したビジョンと美学を体現するエキシビションプロジェクトとなっている。清水寺には、 浅野忠信・MIYAVI・永山瑛太ら多くのセレブリティも来場した。
京都を舞台に3つのエキシビションからなるスペシャルプロジェクトを展開
伝統と革新が共存する街、京都ほど今回のプロジェクトにふさわしい街はない。本プロジェクトでは京都の代表的な2つの寺院と町家を舞台に、『グッチ』のストーリーと京都、さらにはそれぞれに独自の文化と豊かな歴史を持つ会場のストーリーが出合い、融合されることで、新鮮なインスピレーションに満ちたエキシビションが実現した。
「Gucci in Kyoto」の第1の舞台は、「古都京都の文化財」として世界文化遺産に登録されている清水寺。イタリア語で空気や息吹を意味する「アリア(Aria)」と名付けたそのコレクションで、アレッサンドロ・ミケーレは、『グッチ』というブランドの生命が光と自然の息吹の中で再生されるというビジョンを打ち出した。 清水寺もまた、自然の世界と深く結びつきながら、再生を繰り返し新たな生命を宿し続けている場所。ここでは「bring the nature inside(自然を内に取り込む)」をテーマに、 悠久の歴史を内包しながら、 音羽山の深い緑に抱かれ果てしない空とつながる清水寺を通して、「アリア」コレクションに込められた創造と再生のストーリーを表現。
2つめのエキシビションの主役となるのは、『グッチ』の歴史の中で繰り返し登場し、1947年の誕生以来、時代を超えて愛され続けているバンブーハンドルのハンドバッグ。
祇園祭で山鉾が立つ京都の中心部の町家を舞台にした体験型エキシビション『グッチ』 バンブーハウスを7月22日から8月15日まで一般公開(事前予約制)にて開催。会場となる旧川崎家住宅は、『グッチ』が創設された1920年代に建てられた町家で京都市の有形文化財に指定されている。伝統的な茶室と洋間、大塀造(だいべいづくり)とレンガの壁など、日本と西洋の建築様式やさまざまな意匠が共存し調和している空間は、『グッチ』の折衷主義的なフィロソフィーと共鳴。数寄屋の名工が手がけた茶室は、伝統的な日本の茶道と『グッチ』の美の世界観が融合した空間へと再生され、新たに「竹節庵」と名付けられた。本エキシビションでの公開にあたり、茶室の設えを裏千家今日庵業躰(ぎょうてい)奈良宗久氏が監修、扁額の書は書家の紫舟氏が手がけた。
『グッチ』 バンブーハウスは、2つの古都、京都とフィレンツェで世代を超えて受け継がれる卓越したクラフツマンシップと豊かなクリエイティビティがもたらす普遍的な価値に注目している。そしてバンブー(竹)は、『グッチ』を象徴するハンドバッグの素材としてだけでなく、その節を持ちながら天に向かって伸びていく姿に、『グッチ』の100周年という節目への思いを重ね合わせ、空間全体で竹をテーマにした物語を展開。竹林のある庭に面した部屋では、自然の光と風を取り入れながら、バンブーハンドル バッグをはじめとした『グッチ』の貴重なアーカイブと、 竹を用いた作品で世界的に高い評価を得ているアーティスト四代田辺竹雲斎氏によるアートワークが展示される。
そして第3のエキシビションでは、 『グッチ』のハイジュエリー コレクション「ホルトゥス デリキアルム」とファインウォッチの新作を披露。
ラテン語で「歓喜の庭」を意味するこのハイジュエリー コレクションは、多様な美の折衷から生み出される万華鏡のようなアレッサンドロ・ミケーレの独自の宇宙が映し出されている。このたび披露された新作コレクションでは、アレッサンドロ・ミケーレ自身が愛してやまない『グッチ』の象徴的なモチーフを取り入れながら、刻一刻と移り変わる空の色と夜空にきらめく星々の美しさ、そして世界のどこにいようと空を見上げるだけでその儚くも美しい瞬間に出会うことのできる歓びが表現されている。今回は「Gucci in Kyoto」プロジェクトの一環として、 9世紀に創建された歴史ある仁和寺の御殿に特別に設えた会場に限られた招待客を招き、新作発表会を開催した。
< 他のグッチイベント 関連記事はこちら!>