“新ライダー”俳優・前田拳太郎のファッション観に迫る！「HIROさんからいただいた」私服披露＜インタビュー＞

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【WHO WORE BEST=2021/12/16】仮面ライダー生誕50周年記念作品『仮面ライダーリバイス』で主人公の五十嵐一輝役に抜擢された注目の若手俳優、前田拳太郎。今年4月に俳優デビューしたばかりの期待の新星・前田拳太郎が、WHO WORE BESTのスナップ企画に登場！

普段のコーデと印象ガラリ！キレイめアメカジスタイル

前田が披露した私服は、ホワイト、ベージュ、ネイビーの上品な色づかいでまとめたキレイめな印象のカジュアルコーデ。

トップに着用したフーディーは、LDH apparelブランド『フォーサムワン』のアイテム。フロントにあしらわれたアーチ状のカレッジスタイルのロゴがアメカジライクな雰囲気を演出している。アウターには、ボア素材が今年らしいベージュのランチコートをチョイス。一見カジュアル感の強いアイテムの組み合わせだが、淡いトーンで揃えることで品の良さを漂わせた。ボトムはスタイリッシュなネイビーのパンツで、ここでもカジュアルに振りすぎず、知的なムードも放って。

この日は、前田がいつも着用しているジェンダーレスな空気感のコーデとはギャップのある“レアな”カジュアルスタイルで、一味違った魅力をアピールした。

ジャケット：『ラングラー（Wrangler）』

フーディー：『フォーサムワン（FORSOMEONE）』

フレアパンツ：『リー（LEE）』

スニーカー：『ヨースケ（YOSUKE）』

──今日のコーディネートのポイントを教えてください。

前田：アメカジっぽい雰囲気を入れつつ、キレイめとカジュアルを上手く合わせたいなと思って着てみました。僕のインスタとかに載せているのは中性的な服装が多いので、今日は新鮮さを出したいなということで、挑戦してます！いつもの仕事に行くスタイルと、プライベートスタイルの間くらいですね。どっちが自分かって言ったら難しいんですけど、間を取ろうかなと思ってこんな感じのコーデにしています。

あと、フーディーはHIROさんからいただいたものです。僕が着ている服や靴は大体もらい物が多いです。

──普段はどのようなファッションをよく着られるのですか？

前田：最近は韓国っぽいテイストの服をよく着ます。ネットで買うことが多いです。最近出てきたばかりのブランドとかをよくインスタでチェックしていて、そこで気に行った服があれば買ったりします。ストリートとか男っぽい服装よりは、キレイめな服の方が好きですかね。今日のコーデは割と珍しい方です。

──古着も着られますか？

前田：そうですね。それこそ『ラングラー』のズボンは気に入ってて、今日も履いて来ているんですけど、フレアの丈でとても脚が長く見えるんですよ！今日は靴も厚底を履いているので、厚底とフレアで最強の組み合わせになってます（笑）

──好きなスニーカーのブランドはありますか？

前田：『アディダス』オリジナルスの靴は結構履いてます。『アディダス』のトラックパンツとか履くことが多いので、靴もそれに合わせて。撮影現場に行く時はラクな格好がいいので、パーカーとトラックパンツにスニーカー履いて、ってことが多いですね。

あとは、この間、スタイリストの方に『アレキサンダー・マックイーン』、HIROさんに『バレンシアガ』のスニーカーをいただいたので、それがお気に入りです。でも僕はまだ駆け出しの俳優なので、高級すぎるものはまだ早いかなと思ってます！（笑）

──普段の着こなしで特にこだわっているポイントなどはありますか？

前田：僕はメイクが好きなので、服を決めたらそのあと「じゃあ今日はこういうメイクにしよう！」と考えて、ファッションにプラスメイクでコーデを決めることが多いです。初めてメイクをしてみたのは（コロナ禍の）自粛前くらいで、コンプレックスを隠したい時にメイクやってみようかな、と思って始めたのがきっかけです。最初は妹に教わりながらやって、そこから自分でいろいろ調べてやるようになりました。

──メンズメイクでおすすめのアイテムはありますか？

前田：リップはいろいろ使っていますが、この間、友人からもらった『マック』のリップは、発色がよくてメンズでも使いやすい色だったので愛用しています。『シャネル』の赤リップも使います！

あと、アイシャドウなら9色の『スリーシーイー』のやつがおすすめで、ラメラメすると女の子っぽくなってしまうので、マット系が多いアイシャドウを使ってますね。

──冬のアウターは、コートかダウンどちらを着られることが多いですか？

前田：半々くらいですかね？コートも着ますし、ダウンも着ます。僕、幅広くいろんなファッションに手を出してしまい系統が決まりきってない感じで…だからダウンでもコートでも結構持ってるんですよね。結局、系統揃えた方がお得だとは思うんですけどね（笑）

──今後、挑戦したい服のジャンルはありますか？

前田：中性的な服が好きなので、より中性的なものに挑戦したいです！肩の開いている服とか着てみたいです。

──最近に気になっているブランドはありますか？

前田：最近だと『エーランド』ですかね！よく行きます。最近はビッグシルエットをよく着るんですけど、僕、肩幅が結構あるのでゴツく見えてしまいがちで、いつも買うか迷ってしまうんです…。帽子とかも、あの可愛い感じがすごく好きで『エーランド』買ったりするんですけど、なかなか自分の「これだ！」っていうものにまだ出会えてないですね。あとは『アンブッシュ』。いただいてから気に入り始めちゃってます！『ザラ』とかでもよく買い物します。

ハイブランドは、なるべく今は見ないようにしていて…（笑）ちなみに今日のメガネとピアス（※撮影前につけていたもの）は『グッチ』です。

──『仮面ライダーリバイス』への出演が決まった時の心境を教えてください。

前田：もともと「仮面ライダーになりたい！」っていう目標があってこの業界に入ったので、本当に自分が仮面ライダーに決まった時は、もちろん嬉しさもありましたけど、自分のことのように思えなくて思わず疑ってしまいした。ドッキリなのかなと思うくらい（笑）撮影していく中でだんだんと自分が仮面ライダーになった実感が湧いていきました。

──主人公・五十嵐一輝を演じてみて、ご自身と共通する部分はありますか？

前田：この仕事を始めて、スタッフの皆さんから「真面目だね」って言われることが多いんです。今までは自分をそういう風に意識したことはなかったんですけど、そう言われると「真面目なのかな？」と自分でも思い始めていて。一輝も真面目で真っ直ぐなキャラクターなので、そういうところは近いものを感じています。

──12月17日に映画『仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズ』が公開されますが、撮影を通して何か感じたことなどはありましたか？

前田：『仮面ライダーリバイス』は“家族”がテーマなんですけど、作品を通じて時代を超えた家族の話に触れながら、五十嵐一輝役としても、前田拳太郎としても、あらためて“家族”というものについて考えさせられました。撮影の中でも“家族”というテーマで演じていく中で「こういう風にしたい」っていうビジョンが生まれてきたり、新しい発見がありました。

あとは、今回『仮面ライダーセイバー』のキャストの方々と共演させていただいたのですが、セイバーの方たちはこの映画で最後なので、目の前で卒業していく先輩たちを見ていたら自分たちにもこれから1年後には終わりが来るんだっていうのを実感しました。仮面ライダーって1年半くらいやるので、やっぱり長いと思うじゃないですか。1年半後って、今はまだ終わりが見えない遠い未来のような、「まだまだあるじゃん」っていう感覚だったんですけど、これを機に1日1日を大切にしていこうと感じさせてくれた、そんな映画でもあります。

──今回の作品の見どころを教えてください。

前田：仮面ライダー誕生の1971年から、その歴史を繋いでいく現代の僕ら、さらに50年後の未来まで、時代を超えた戦いが壮大なスケールで描かれた作品です。今、仮面ライダーを見てくれている子供たちも、幼い頃に仮面ライダーを見ていた大人の皆さんも、様々な世代の方が楽しめる作品になっていると思うので、時代を超えた戦いや“家族”の物語に注目しながら、そして仮面ライダーの歴史を感じながら見てほしいなと思っています。

──仮面ライダー生誕50周年ということですが、前田さんが幼い頃に憧れた“仮面ライダー”と言えばどの世代ですか？

前田：「仮面ライダーカブト」です！あれだけ自分に自信を持って強さを表現できる人ってなかなかいないと思うので、小さい頃の自分もそうですし、大人になった今でも“男の憧れ”というか、かっこいいヒーローですね。小さい頃はまさか自分が仮面ライダーになるなんて思ってもなかったですし、「自分じゃ無理かな」と思った時もあったので、「夢を信じてきてよかったね！」とあの時の自分に言いたいです。

──今後、俳優以外で挑戦したいフィールドはありますか？

前田：俳優以外か…声優ですね！僕、アニメがすごく好きなので、ちょっとでもいいので好きな作品の役に携われる機会があったらいいなって思っています！

──どんなアニメがお好きなのですか？

前田：たくさんありすぎて絞りきれないんですけど（笑）、いちばん好きなアニメは「〈物語〉シリーズ」ですね。京都アニメーションも大好きで、「ハルヒ」とか「けいおん!」とか、あと「Angel Beats!」とか「Charlotte（シャーロット）」とか…ですかね！

──最後に、ファンの方々にメッセージをお願いします。

前田：これまでファンの方々に直接お会いして話せる機会はなかったんですけど、生放送などを通して「いつも見てます！」っていう嬉しいお声も聞かせていただいてますし、そう言った言葉が「もっと楽しんでもらいたいな」「もっと頑張らなきゃな」と思える原動力になっています。作品を見てくださるファンの皆さんのためにも、さらに『仮面ライダーリバイス』を盛り上げていきたいと思っているので、これからも応援よろしくお願いします！