【WHO WORE BEST=2024/10/28】TATRASが、洗練と伝統が交差する銀座の中心地に、待望の旗艦店をオープンする。地上2階から地下1階までの3フロア構成となる新店舗は、ブランドが追求してきた上質なものづくりの集大積として、新たなランドマークとなることが期待される。
TATRASの新たな聖地、銀座に誕生
店内デザインは、TATRASのアイデンティティそのものだ。石や木材といった自然素材と、コンクリートやステンレスの工業的な要素が絶妙なバランスで共存する空間は、まさにブランドが得意とするコントラストの美学を体現している。京都・宇治の伝統工芸・朝日焼の一点物が、モダンな空間に深い味わいを添える。
注目は、パリを拠点とする気鋭のアーティスト、Giovanni Leonardo Bassanとのコラボレーションアイテム。スパイバーが開発した革新的な素材「Brewed Proteinファイバー」を採用したリバーシブルジャケットは、テクノロジーとアートの融合を果たした限定品となる。表地にはOSODOシリーズをベースにBassanのアートワークを配し、ブラックとカーキの2WAY仕様で登場。
このオープンに先立ち、パリでは建築家・緒方慎一郎氏がプロデュースする「オガタ・パリ」にて、AnOther Magazineと共同でローンチイベントを開催。まさに、日本とイタリアのDNAを受け継ぐTATRASならではの、文化的価値を織り込んだ船出となった。
銀座の新店舗は、TATRASが描く次世代のラグジュアリーの具現化であり、同時に新たな挑戦の幕開けでもある。